京都市立芸術大学進学クラス

京都市立芸術大学の入試について

京都市立芸術大学はどんな大学?

京都市立芸術大学は創立130年を超える、日本でもっとも長い歴史と伝統を持った芸術大学です。美術学部と音楽学部があり、芸術を学ぶ若い才能が集まります。美術学部は美術科・工芸科・デザイン科にわかれており、これまでにもすぐれた芸術家やデザイナー、教育者を多く輩出し日本の美術界を牽引してきました。

 

京都市立芸術大学と他の芸大の入試の違い

京都芸大進学クラス色彩構成京都芸大の入試では、すべての分野に共通する基礎的な造形力や美感を問われる実技入試が行われます。具体的には描写・色彩表現・立体の3つの実技試験をすべて受けます。描写4時間・色彩表現3時間・立体表現3時間、これらを2日間に渡って実施します。
他の国公立芸大の入試は、油画科では油彩画を、デザイン科では色彩構成を、というように専門性が入試内容に含まれるのが普通です。一方京都芸大では、入学試験の段階で専門性を問うのではなく、すべての科に共通する基礎的な造形力や美感を問われる試験になっています。

入試について、京都芸大に聞きました

合格作例のイメージを持ってのぞむのではなく、自分の絵を創ってください。受験生の皆さんは引き出しをたくさん増やし、入試は誰かのマネをするのではなく問題をよく読んで自分の作品で条件に答えてください。いくら訓練していても、出題内容に関係なく昨年の出題のイメージで描いても評価にはつながりません。

京都市立芸術大学の実技点とセンター得点の関係

京都芸大では美術科・工芸科・デザイン科全てに共通の実技試験内容が出題されます。
描写・色彩・立体それぞれ250点で合計750点です。実技の点数とセンター試験の点数を合計して合否が決められます。

美術科・工芸科とデザイン科で実技とセンター試験の配点比が異なります。センター試験は美術科・工芸科では4教科4科目または5科目合計600点を500点に換算、デザイン科は5教科5科目または6科目合計700点です。
センターより実技のほうが配点比は高いのですが、実技で高得点は出づらいこともあり一般にはセンター試験で6割5分以上の得点が必要とされます。

京都市立芸術大学の実技試験内容

京芸入試:描写(試験時間4時間)

京芸デッサン描写の試験は「日常の中に美を発見する力」「モチーフの配置から考えて絵を一から創る力」「自然な空間表現」「写実的なデッサン力」が求められます。入試モチーフは各自に配布され、4時間という短時間で構成から考えデッサンしなければなりません。モチーフは日用品や野菜、果物など普段目にするものが多く、すでに組んであるモチーフを囲みで描く場合とは異なり、構成し、描き、作品として表現するという点で特徴的だと言えます。

京都市立芸術大学過去問題:描写

京芸入試:色彩(試験時間3時間)

京都芸大の色彩課題の特徴は、出題内容が多岐に渡りとても幅広いことです。そのため、広く美術やデザイン工芸の表現に興味関心を持って研究することが重要です。試験時間は3時間で、出題によって画面のサイズも異なります。そのため、課題のヴァリエーションごとに練習が必要になります
過去に出題された色彩試験の内容としては、モチーフが渡される場合や言葉からのイメージを描く場合、絵の具を使用する他に色紙などを画面に貼る場合、2画面描く場合など多岐に渡ります。
また、2013年から透明水彩での着色写生が実施されなくなり、不透明水彩による色彩作品のみになりました。99年から12年までは「絵の具で自然に描く力」と「イメージを色で表現する力」は別課題で出題されてきました。出題内容によっては着彩的な表現も取り入れつつイメージやテーマを条件の中で表現することも求められます。

京都市立芸術大学過去問題:色彩

京芸入試:立体(試験時間3時間)

京芸立体京都芸大の立体課題は、色彩同様とても幅広い出題内容になっています。
テーマが与えられる場合や条件が課される場合、素材から発想する場合など色彩同様出題に幅があることが特徴です。材料も粘土や紙、針金、野菜や果物と多岐に渡ります。特に紙での出題頻度が高く加工の練習が必要です。彫刻ではなく立体表現として空間に作用するものを考えていく必要があるのも特徴です。2013年から試験時間が4時間から3時間になり作品サイズがそれまでより若干小さくなりました。

京都市立芸術大学過去問題:立体

合格へのステップ

実技試験は出題の意図に応えた作品が高得点につながっています。そのためには描写、色彩、立体をバランスよく学びながら、基礎的な力をしっかりと土台にした上で、応用できる力を身に付けていきましょう。たしかな基礎力をもとに、応用、実践へと展開していく事が大切です。大阪美術学院なんばアトリエでは課題のバランスを考えながら、それぞれの得意な分野を伸ばし、出題に応じて柔軟に取り組んでいけるようカリキュラムを組んでいます。

 

 

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